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親が子供を叱る時、それは本当に正しいことなのかと自問自答した

親子

何気ないことだったんやけど子供を「叱る」ということについて悩みました。

私は基本的に子供を怒るという方針に対して懐疑的に思う方です。
なぜならまだ右も左も、善や悪の判断すらまだわからない子供たちに対して
大人の理解と合わせるために怒るということが本当に正しいのかどうかがわからないからです。

でも、しつけの面で相手に挨拶をするとか感謝の気持ちを伝えるということはやるべきだと考えてもいます。

 

そこで今日何気ないことだったのですが娘が遊んでいる時に
サランラップをうまく切ることが難しくぐちゃぐちゃに伸ばしてしまいました。

そしてそれを私に持ってきて
「うまく出来ない!パパやって」と言ってきました。

ここまでは普通の会話だし何とも思っていませんでしたが
ラップを元に戻すのに結構時間がかかってしまい娘もそれを見て早く遊びたいのに時間がかかってる私を見て「なんでそんなに遅いの!もっと早くしなさいよ!」っという口調で怒ってきました。

普段ならハイハイって言ってやっていたのですが今日はなぜかそこが引っかかってしまい、本来なら自分がやった仕業で、それを人に助けてもらっているのに逆ギレするという姿勢に対し、もしかしたら友達や幼稚園の先生に対してこんな態度を取るようになっていないかと不安になってしまいました。

そのせいもあって今日は普段なら見逃していたのですが、誰がこのようなことをして誰がそれを助けているのか。それに対しての言葉ではないということで叱りました。

最初の方は「わかってる、わかってる」と言って誤魔化して逆ギレの素振りは変えずその場を振り切ろうと娘がしていたのでさらに少し強めに叱りました。

普段怒らない私が怒ったわけですから娘はそこで大泣きしてしまいました。

でもここで甘やかしては娘のためにならないと思い敢えて突き放しました。
寝る前だったのですがママとベッドに向かう時もずっと泣きじゃくり寝室に言っても

ずっと泣いているのが聞こえてきました。

正直、胃がキリキリして頭の中もこれでよかったのか?
大したことじゃないのでは?とずっと自問自答していました。

でも、しばらくしてママと何かを話したらしくリビングに居た私のところまで戻ってきました。

そして「さっきはゴメン。でもなんて言っていいかわかなくて…」ということを正直に話してくれてさっきのことは悪かったと謝ってきました。

その時私は思いました。
親の側も叱り方について、そしてそれを乗り越えてきた子供に対してどういう態度を取るべきかということをしっかり学ぶべきだと。

このやり方が正しいと言いたいわけではなく、子供なりに反省し私にゴメンと言ってきた素直さにこちらがドギマギしてしまいました。

それはなぜかというと娘が泣いている間に自分達は子供に本当に正しい姿を見せることができているのかということを振り返っていたからです。

例えば私と嫁のやり取りでしょうもないことで喧嘩したりします。
その後に意地張って謝らないこともしばしばです。

そんな姿を見せているにも関わらず子供に偉そうに叱っている自分がどれだけ卑怯かと思ってしまいました。

大人こそ普段からの生活や言動について、子供に対して正しい姿をどれだけ見せれているのかということを考えていました。

その視点から「叱る」という行為についてさらに悩みが増えました。
なので問題は大人側にもあるということを意識できているかどうかだと思いました。
子供は立派だと逆に思ったわけです、ママに相談して「ごめん」と謝りに来たわけですから。それについて今は普段の生活のあり方を猛省しております。

このように大人になっても子供から学ぶことは多々あるのだと思い知らされました。

私の考えすぎによることも大きいかもしれませんが、ちょっとした本を読んで子供のことをわかったようになって知ったようにしていた自分が恥ずかしいです。

だからもっと正直に素直になって子供と嫁に対しても感謝や誠意を持つことが大事なんでしょうね。

家族の向き合い方について考えされた1日でした。